増田明美のコース解説！

MINATOシティハーフマラソンといえば、増上寺からの和太鼓演奏での応援ですね。お腹にズンズン響くパワフルな和太鼓の音色はフィニッシュまでの道のりを鼓舞してくれるでしょう。さぁ、マラソン祭りだ！わっしょいわっしょい。

都心の大会ならではの折返しの多さがあります。普段はスタート前とフィニッシュ後にしか会えないペースの違うランナー仲間とすれ違えるので、お互いに励ましあったりすることができるのがいいですね。疲れたところで声をかけられたり、手を振られたりすると、よーし、がんばろうって気持ちになりますよ。

コース沿いに魅力的なお店が多いことも港区ならではですね。走りながら辛くなってきた時は、沿道のお店を探してみてください。フィニッシュ後のご褒美が決まると心が前向きになって残りの道のりも楽しくなるかも。うなぎ、ステーキ、それともケーキ、たい焼き。走った以上にカロリー摂取しそう。

MINATOシティハーフマラソンのスタート地点がある日比谷通りは、あの箱根駅伝1区と10区で走る有名なコース。その日比谷通りを何回も走る、贅沢なコースになっています。2024年に１００回目を迎える歴史あるコースを楽しんでほしいですね。
ちなみに東京２０２０パラリンピックのマラソンコースは芝公園前で折り返しました。その記念碑も見つけてください。

この大会といえば最後の坂を想像する人が多いですよね。でも、実はここの前にも平坦な道だけじゃなくアップダウンがあって、程よく飽きさせないコースになっています。そして最後の底力を試す激坂。それを越えた先には喜びのフィニッシュ。まさに人生のようなコースですね。